フルートの指のテクニック上の問題のおそらく80%以上は、左手に関することだと思います。左手の構え方が難しい理由は、
1. 手首を不自然な形にする必要がある。
2. 人差し指は楽器を支えるだけでなく、キイも押さえなくてはならない。
という2点にまとめられると思います。まず左手でフルートを持つ時の親指と人差し指の位置を決めましょう。人差し指の付け根でフルートを支え、親指と人差し指でキイを軽く押さえてみてください。この時、親指の第1関節は軽く曲がっています。キイに触れるのは、親指は第1関節の少し上、人差し指は爪の反対側辺りです。でもこれは指の長さや手の大きさによって変わります。基準は「手の自然な形」です。この状態になるべく近づけましょう。さて、この2本の指の位置が決まったら、残りの3本は軽く添えるだけです。この時、手首の角度を絶対に変えないで下さい。インラインのフルートを使っている人は薬指のキイが遠く感じるかもしれません。親指以外の指は爪の反対側辺りでキイを押さえるようにしてください。関節を折り曲げて、指先で押さえないで下さいね。こうすると勝手に力が入ってしまい、指が滑らかに動きません。では、フルートから手を離してもう一度親指と人差し指の位置を決めるところからやり直してみてください。どうですか?なんとなくフルートが手に馴染んできましたか? |